リッピングは最初 Windows Media Player でやろうと思ってた。
リッピング時にWebからCDの情報をアーティストやアルバム名を
自動でファイル名にしてくれるのが便利過ぎだったので。

しかし「ä」のような特殊文字がファイル名に使われてどうにも
FreeBSDにコピーできなかったのでやめる事に。

同じ機能を持つアプリをFreeBSDで探したとろ見付かりました。
grip というアプリです。
ports からインストールします。
# cd /usr/ports/audio/grip

# make install


起動してCDを入れるとこんな画面に。すばらしい!!


CDの情報を集めているオープンなサーバがあるようです。デフォでOKです。


日本語ファイル名を扱う為にはちょっと環境設定が必要なようです。
export G_FILENAME_ENCODING=@locale

or
setenv G_FILENAME_ENCODING @locale

その上で「日本語(EUC-jp)を使用する」を有効にします。
但し、これをすると「ä」が逆に文字化けするので注意が必要です。


出力先ファイル名のデフォルトではトラック番号が付かないので追加しました。
%t がトラック番号です。エンコーダは非可逆圧縮の flac に変えています。デフォは mp3 だったかな。


中間ファイルの wav ファイルは最後に削除されるので RAMディスクにしておきました。


リッピングを実行します。
きれいなCDなら10倍速以上でガシガシ リッピングします。

画面上の顔文字の意味は以下を参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Cdparanoia


ファイルを確認してみます。
エンコーダを非可逆圧縮にしたので1つ30M位のサイズです。
$ ls -Rs ~/music

~/music/上々颱風/愛があるから大丈夫:
29648 01.銀の琴の糸のように.flac
31200 02.上海我愛イ尓.flac
32720 03.愛があるから大丈夫.flac
34832 04.黄昏酒場でまた会おね.flac
37136 05.アビシニアを遠く離れて.flac
37648 06.ハロハロヨコスカ.flac
36928 07.Sara.flac
41040 08.なんじゃもんじゃの木の下で.flac
35760 09.いつでも誰かが.flac
27488 10.メトロに乗って浅草へ.flac


聞いてみました。
$ mplayer `find ~/music -name '*.flac'`


ちゃんと鳴ってます。

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